繋文様に雷文などの縁文様が入るパターンは元々中国の明代の絨毯に見られ

赤穂緞通でも最初期から数多く作られてきました。

こちらは初めて見る文様で、(128)菊十字とよく似ていますが

市松状でなく斜めに文様が繋がっていくパターンは珍しいものです。

駱駝色と白茶をベースにした落ち着いた色合いに、鋏入れも丁寧に施されています。

薄手で上品な印象で、複数枚並べて使うのも良さそうです。


この緞通は売約済です。ありがとうございました。

2019/6/10